
6月に購入した新車のヴェルファイアが盗難されました・・・
新車が盗難被害…プロゴルファーの谷原秀人さん
自宅の敷地内にあったはずのツアー移動用に6月に購入したばかりの新車のヴェルファイアが、ない。
すぐに警察に届けを出したものの見つからず、今も犯人と車は捜索中だ。
自宅には以前から乗っているレンジローバーなどもあったが、そちらは無事。
という記事が出ていますが、車の盗難被害は誰にでもどこにでも起こりうる可能性があります。
朝起きたらあるはずの愛車が無い!!
なんて悲劇はあなたにも起こるかもです。
2014年の自動車盗難件数を調査。防犯対策が必要な県は?
去年(2014年)のデータをランキング形式にしてみました。
上位3位は激戦区で、愛知・大阪・千葉が毎年入れ替わっている印象があります。
トップ10の地域が全体の3/4以上を占めています。
① 愛知 2,724
② 大阪 2,184
③ 千葉 1,846
④ 茨城 1,814
⑤ 神奈川 945
⑥ 埼玉 858
⑦ 栃木 674
⑧ 兵庫 463
⑧ 三重 425
⑩ 福岡 419
*数字は発生件数
全国で16,104台ですから、1日44台の車が盗難にあっています。
2013年からの変化を比較すると・・・
1位愛知県の発生件数だけ2,712件から2,724件とほぼ横ばい状態です。
3位の千葉県は、ピーク時の2001年には6,067件もの盗難件数があり、多発地域です。
7割以上がロックしてあった状態の盗難
キーを抜いてドアロックされた状態の「キーなし被害」です。
場当たり的な犯行ではなく、プロ集団による計画的な犯行が多いと考えられています。
このデータには、車上荒らしは含まれていません。
盗難発生場所は「屋外駐車場」
しかも、契約駐車場での車盗難が43%。自宅の屋外でも30%です。
次のような屋外駐車場は狙われやすい傾向があります。
1、フェンスやゲートがなく、簡単に侵入できる
2、照明が設置されてなく、中の見通しが悪い
3、管理人がいない・防犯カメラの設置もない
4、車を長期間放置しているのが分かる
あなたの愛車は盗難に対して大丈夫ですか。
2014年盗難車ベスト10
①プリウス・トヨタ 18.8%
②ハイエース・トヨタ 10.8%
③ランドクルーザー・トヨタ 10.5%
④アクア・トヨタ 6.2%
⑤セルシオ・トヨタ 4.6%
⑥クラウン・トヨタ 3.8%
⑦レンジャー・日野 2.7%
⑦フォワード・いすゞ 2.7%
⑨レクサス・レクサス 2.2%
⑩ファイター・三菱 1.9%
盗難車ベスト10と書きましたが、オーナーから見たらワースト10ですね。
傾向としては海外での人気車種が盗難に逢い易いです。
プロの窃盗団が暗躍しているようです。基本的に海外で販売しやすい車が狙われます。
多国籍の男女で構成した窃盗団が13都府県をまたいで、
5年間で650台、被害総額は18億円の被害も報告されています。
窃盗犯の車盗難手口
ターゲットになる車を探すために、車の買取業者のチラシを車に貼り付けて回る。
数日たっても、チラシを剥がしていない車は「所持者の管理は甘い」と認識されます。
犯行時刻は深夜~明け方の時間帯が一番多く、特に悪天候の日の犯行が好まれます。
何気ない業者を装って昼間に行動するケースもあるようです。
では、どうやって愛車を盗難から守ればいいのでしょうか。
自動車の防犯アイテムいろいろ
最近の新車の7割はイモビライザー(キーに内蔵された電子照合システム)が標準装備されています。
ところが、本来は車の修理作業に使われる「イモビカッター」と呼ばれる
イモビライザーの機能を無効にする装置などを使用すれば2~3分でエンジン始動できます。
窃盗団は人気の車種を見つけると、本気を出して狙ってくるといわれています。
一部にはレッカー移送して盗むケースもあるようです。
駐車場に有効な防犯対策
やっぱり深夜の辺りが暗い時間帯に盗難されるケースが多いので
いきなり明るくする「センサー式ライト」は効果があります。
そして、「防犯カメラ作動中」のステッカーやプレート。
本物もしくはダミーの防犯カメラは威嚇する効果が高いです。
車に装着するタイプの防犯グッズ
1、タイヤロック
地味で面倒な対策ですが、タイヤロックを利用するのは大変有効です。
ホイールのナットごと覆い隠すものを選びましょう。
2、ハンドルロック
ハンドルを固定することができます。
窃盗犯にとってハンドルロックを解除するのは簡単ですが、
「防犯対策」をしている強いアピールになります。
3、警報・通報装置
防犯には「大きな音」が効果的だといわれています。
ガラスの振動や、不自然なドアの開閉に反応して警報音を鳴らします。
車に伝わる振動や音に対して反応します。
反応感度を最大にすると大型オートバイの振動にも反応します。
誤作動を防ぐための調整は難しいのですが、窃盗犯人に対して一番効果的です。
お勧めの簡単セキュリティーキットは
ピンチセーブバッテリーが付属の簡単セキュリティーキットです。
特徴は、車本体のバッテリーを使わないのでセキュリティーキットによる
バッテリー上がりはありません。
普段、あんまり車を乗らない人や、駐車場に置きっぱなしのオートバイや
キャンピングカーにも設置できます。
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